新型コロナウイルス感染症や少子高齢化、働き方改革の影響で、仕事や働き方についてのキャリア観が変化しつつあります。
キャリア形成研修では、キャリアに関する課題解決へのきっかけを作り、仕事へのモチベーションを高めて組織内で自律的に行動することを促進します。

 

仕事と育児の両立研修(従業員向け)

今や仕事を続けながら育児を行っていくのは当たり前の世の中。とはいえ、初めての育児、そして2人目、3人目でも不安はつきものです。復職後、育児を両立しながら仕事で十分に貢献し、キャリア形成していくにはどうしたらいいのか?自身の育児や働く事への価値観を探り、ありたい姿に近づけるための方法、また効率の良い時間の使い方、配偶者や周囲の巻き込み方、便利なグッズやサービスをどう使っていくかなど、現実的な課題についても考えていきます。
男性の参加も増えています。

内容
  1. 私たちを取り巻く環境の変化と両立のための制度
  2. キャリアデザインと働く事に関しての価値観
  3. 仕事と育児の両立を阻む壁とどう向き合っていくか
  4. 家庭内マネジメント
  5. 時間制約のある働き方をどう考えていくか
  6. キャリアオーナーとしての具体的な行動を考える
効果
  1. グループワークの時間にたくさん話すことで、不安が和らぎ、両立のイメージがわいてきます。
  2. 会社に貢献しながら、自分らしく仕事と育児を両立する、現実的で具体的なヒントが得られます。
  3. 自分の働く事の価値観や働き甲斐について探ることで、両立しながら組織に不可欠な人材であり続ける意欲が高まります。

 

アンコンシャス・バイアス研修

アンコンシャス・バイアスとは、自分自身は気づいていない「ものの見方やとらえ方の歪みや偏り」のこと。「無意識の思い込み」とも呼ばれ、誰もが持っているものですが、特に管理職やリーダーのアンコンシャス・バイアスは、企業のパフォーマンスや意思決定に大きな影響を与えます。自身のバイアスに気づき、それが周囲にどのような影響を与えているのか、組織・個人の可能性を広げるワーク重視型の研修です。女性活躍推進仕事と育児・介護の両立にも有効です。

内容
  1. アンコンシャス・バイアスが注目される背景(多様性、心理的安全性)
  2. メディアが描くジェンダーバイアスと企業価値を高める多様性への対応
  3. アンコンシャス・バイアスとは何か
  4. 事例で考える職場のアンコンシャス・バイアス
  5. 思い込みの枠を外し、思考の柔軟性を手に入れる
  6. コミュニケーションスキルの強化
効果
  1. 管理職やリーダーがアンコンシャス・バイアスを適切に対処することで、マネジメントの質が向上します。
  2. ハラスメントを引き起こす根底にあるアンコンシャス・バイアスを知ることで、ハラスメントの予防・防止に効果的です。
  3. 様々な属性や制約を持った社員が、その人らしく能力を最大限発揮し活躍できる土壌が形成され、組織の持続的な成長に繋がります。

 

キャリアトランプ研修

キャリアトランプは、トランプゲームをするようにゲーム感覚で、自己理解や他者理解を深め、キャリアビジョンを描いていくことができるツールです。トランプを使うことで楽しく「言語化」が進み、パーソナリティーや価値観、能力、環境などに向き合いながら、キャリア形成への思考整理や目標設定を行います。
また、人生の迷いや不安、葛藤は両立だけでなく、様々なライブイベントとも隣り合わせです。キャリアトランプを使って両立やライフイベントへの向き合い方、転機の捉え方、壁と思う出来事に対しての考え方を整理することで、俯瞰的な視野で自分自身を見つめ直し、肯定的に未来への行動へ移せるようになります。

キャリアトランプ

内容
    1. 「自分探し」自己理解と他者理解
    2. 「スイッチ」捉え方変換で心のストッパーを外す
    3. 「未来地図」目標や夢を描き、未来地図を作成
    4. 「スキル」自己資源と環境とのつながりから能力を考える
    5. 「タイムロール」時間軸にのせて大切な価値観を探る
    6. 「ダイバーシティ」多様性を受容するダイバーシティを体感
効果
  1. ゲーム感覚の進行により、ワクワクドキドキを感じながら、言語化と思考整理が進みます。
  2. ダイバーシティ理解やコミュニケーション活性により、チームの絆や仲間を思いやる気持ちが生まれます。
  3. トランプによる気づきと自己決定により、行動できる自律型人材が育ちます。

 

男性育休推進研修(管理職向け)

男性育休の制度が複雑すぎてよくわからない」「どのように男性育休を推進していけばいいの?」「部下から育休の申出があった場合、どういうマネジメントが必要?
このような課題にお応えするのが、こちらの研修です。
令和3年に改正された育児・介護休業法では、男性の育児休業取得を促進する内容が中心となっていて、義務化された従業員が育児休業を取得しやすくするための雇用環境整備の中にも「育児休業・産後パパ育休に関する研修の実施」が盛り込まれています。
厚生労働省の「中小企業育児・介護休業等推進支援事業」の「中央家庭と仕事の両立プランナー」を務める当事務所の代表が、開業以来ライフワークとして取り組んでいる最も得意とする分野です。

内容
  1. 男性の育児休業取得促進の背景や現状
  2. 令和3年に改正された育児・介護休業法について
  3. 父親が家事・育児に関わることの重要性と、育休取得による家庭へのメリット
  4. 男性育休が企業にもたらすメリットと課題
  5. アンコンシャス・バイアスからの脱却と職場環境づくり
  6. 男性育休取得、職場復帰をうまく機能させる職場マネジメントのコツ
効果
  1. 難解な改正育児・介護休業法が背景・社会的課題とともにすっきりと理解できます。
  2. 男女ともに育休取得・職場復帰をスムーズにするマネジメント方法が実践できるようになります。
  3. 男性育休取得におけるマネジメント経験から、様々な変化に対応できる強い組織へと成長できます。

※義務化された雇用環境整備の「研修の実施」としてご活用いただけます。

 

仕事と介護の両立支援研修(従業員向け)

全国で年間約10万人が介護離職をしています。その多くが働き盛りの幹部や中堅社員ですが、最近では20代の若手の離職も増えています。
2025年には約800万人いるとされる団塊の世代が後期高齢者になって、超高齢化社会へと突入します。
育児と違い、ある日突然やってくる可能性の高い介護。少なくとも介護保険料の支払いが発生する40歳以降の従業員の皆さんは、将来仕事と介護をどう両立していくのか、自分事として早めに考えておくきっかけにしてほしい研修です。

内容
  1. 事前の準備が肝心です
  2. 介護保険法と公的介護保険サービスについて
  3. 仕事と介護の両立を可能にする制度・措置
  4. 仕事と介護の両立のために重要なこと
  5. ケーススタディ この場合、どうする?
  6. 仕事への取り組み方について
効果
  1. 事前に介護に関する知識を得ることで、情報へのアンテナが立ち、いざという時に落ち着いて判断ができるようになります。
  2. 介護に直面する前にやっておくと良いことがわかり、家族への向き合い方が変わります。
  3. 制度やサービスを活用することで両立が可能だという事を事前に知ることで、両立前提でどうすればいいかという発想になります。

 

仕事と介護の両立支援研修(管理職向け)

団塊の世代が後期高齢者になる2025年問題まであとわずか。その頃団塊ジュニアは、社内の重要なポジションを担う50代になっています。
突然やってくる可能性が高い介護。自分自身はどうするのか?また管理職として、部下が介護に直面した時に、どうマネジメントしていくのか?具体例と共に考えていきます。

内容
  1. 日本の置かれている現状
  2. 介護離職による会社と本人のリスク
  3. 介護保険法と公的介護保険サービスについて
  4. 両立を可能にする育児・介護休業法の理解
  5. 管理職としての役割
  6. ケーススタディ こんな場合、どうする?
効果
  1. これから増えるであろう仕事と介護の両立について、管理職としてどうマネジメントしていけばいいのかがわかります。
  2. 自分自身の介護問題を考えるきっかけになります。
  3. 「介護というデリケートな問題に、どこまで関わればよいのか」、「相談しに来た部下にどのようなサポートをすればいいのか」が理解できます。